結局プレイの進捗の日記書けなかったなぁ、と思いながら紹介記事です。
後から解ったのですが、Vita版が発売されたの、去年の5月なのね。結構最近だった。
個人的には新鮮な作品でした。一味違った読み物ゲーがしたい時にオススメ。

【概要】
タイトル:終わる世界とバースデイ
製作:コットンソフト
発売:2012年
ジャンル:新・終末系恋愛ADV 
【ストーリー】
バイク事故で亡くなった親友の妹と一緒に暮らす主人公。
生まれつきの弱視である親友の妹は、事故のショックで主人公のことを亡くなった兄だと思い込んでいた。

[2012.9.29 世界が終わる]
突如インターネットで噂される終末の予言。
予備校で同級生に相談され、流れで「世界が終わる」という予言に対し、
真偽の検討や対策等の活動をする「9.29対策協議会」を立ち上げる。

9月29日、その日は死んだ親友の命日、そして妹の誕生日でもあった


様々なジャンルのごった煮感の印象があるテキスト。
笑いあり涙あり、ホラーやサスペンスといったキワモノな描写まであるので、
ちょっと新感覚なテキストゲーやりたい、という人にはうってつけでしょう。

キャラの欄で後述しますが、非常に尖った個性がある癖の強いヒロイン達との独特な(ぶっ飛んだとも言う)ノリの会話が繰り広げられるので、序盤で力尽きてしまう人もいるかなと。
少なくともヒロインのリアルさや、ガッチガチの終末シナリオを求めてる人には肩透かしを食らいます。
とはいえ、中盤の山場を迎えてからの展開や、各ヒロインのラストはそれなりに胸に来るものです。

ただ、このゲームの真髄とも言える場所は更にその先。
ここから先はネタバレも考えて伏せますが、単なる終末恋愛ADVかと思ったら大間違いです。
伊達に「新」とついてるわけではない。最後の最後の演出は感涙モノ。


【キャラ】
ヒロインは4人+αといったところ。人数は人によって左右しそう。
ただ言えることはどのキャラもアクが強く、かなりマニアックな設定ばかり。
現実には絶対いないような、2次元だからこそのキャラばかりなのですが、
最初から割り切っていると、何やら萌えな感情が出てきます…w

日常描写も本当に癖が強い会話が多いので、こういうノリについて行けない人にはかなり嫌いになりそうですが、特に抵抗の無い人にはそれなりに楽しめると思います。
逆を言えば、ストライクに入るキャラがいるとガッツリハマるかも。


【エッチシーン】
ほとんどのエッチシーンがシナリオの山場にあることが多いので、正直先の展開が気になって仕方ないのですが()
数は各ヒロイン1,2回。内容はオーソドックスで特筆することがないかなぁ。
一部ルートで強姦シーンもありますが、完全回避可能で描写もマイルドなので、気にしなくていいかと。
シーンによっては顔射か飲ませるか、中出しかぶっかけかを分岐で選べるという選択も可能ってところぐらいでしょうか。


【その他】
ゲーム内で舞台となる街のローカルSNS、“texi”というシステムがあるのですが、これが凄い。
ヒロイン達が随所に呟いたり、日記を書いたりしてるので、適当に眺めるだけでも楽しいw
(全く見なくても攻略に支障無し)
見た目やアイコンのカスタマイズから、フレンドにメーカーさんの過去作品に登場したキャラも出て日記のコメントにつけてたりする凝りっぷり。

ここまで凝るなら攻略に少し絡んでも良いような気がする…w


【まとめ】
正直なところ、キャラやシナリオ等、万人受けとは言い難いのですが、少なくとも外れる可能性は低いかと。
公式サイトで体験版が配信されてるので、購入するか迷ってる人はプレイ推奨。
大体プロローグの3分の2ぐらいまで遊べます。選択肢、バッドエンドも完備。
そこでキャラに多少なりとも愛着が湧かないと、かなりキツイプレイが強要されると思います。
(それでも是非ともエンディングまで見ることをオススメしますが)
しかし、「やって良かった」と思える可能性もおおいにアリ。
シナリオの他にも、音楽、演出、見どころ満載です。

今でも根強いファンが多いのも頷ける作品。
18禁要素が無くても十分楽しめるシナリオだと思うので、Vita版やアプリでも配信されてるので合わせてどうぞ。