予告通り紹介の記事となります。
元は18禁のゲームなんですが、今回はPS Vita版でプレイしましたので、エロ要素は無いです。
いや、これ本当にオススメ。

【概要】
タイトル:この青空に約束を―
製作:戯画
発売:2006年(*PC版)
ジャンル:ハートフル学園アドベンチャー

美少女ゲームアワード2006(現*萌えゲーアワード)大賞受賞作品。
(ちなみにシナリオ賞、主題歌賞、純愛系作品賞、ユーザー支持賞も受賞)
夏、学園、青春、そして絆を感じさせるラブコメ作品。
わたしたちはあなたを、"大歓迎"、します…っ。
【ストーリー】
ジャンルとしては正統派なハーレムものの学園ラブコメ。
一見ギャルゲーの要素が強いのですが、シナリオのクオリティは高いです。
シナリオが「WHITE ALBUM 2」と同じ人という事で、テンポが良い文章にラブコメがすっごくマッチ。
全キャラ共通ルートでの日常のイベントシーンではクスッと笑いながらサクサクと読めます。
ドタバタとしたギャグだけでなく、青春を感じさせる描写もバッチリ。
各キャラとの掛け合いも微笑ましい。

語る上で外せないのがヒロイン個別ルートに入ってからの容赦ない泣きの要素。シリアスなシーンもしっかりと。
ただ、本質はラブコメなのでガチなシリアスからのギャグでオチという展開が多めなのは人によっては気になるかもしれません。
例えるなら「月刊少女野崎くん」みたいな展開。
感動度合は高いですが、ガッチガチなシナリオを期待するとちょっと肩透かしを喰らうかも。

ヒロイン女教師含めて6人、それぞれ違った雰囲気のストーリーが広げられ、ヒロインの魅力を存分に感じられること請け合い。
一応メインっぽいヒロインもいるんですが、どのヒロインのルートも非常によく描かれています。
あまりメインやサブといった差を感じさせないのはスゴイ。

あと、ヒロイン個別のルートに入った後も「つぐみ寮全員」を軸にしているところも個人的にはすごく良いんですよこれ。
最終的にはヒロインと結ばれるのですが、“寮生のなかの2人”として描かれてるのには凄く好感が持てました。
個人的にはここが最も評価したいというのと、注目してほしい点です。


【キャラ】
なんだかんだで主人公が本作の一番の特徴となる点じゃないかなと。
問題児で、スケベだし、女たらしだし、途中でヘタれたりしたりするのですが、なんだかんだでやる時はやる男。
ラブコメの主人公にしては非常にカッコよく、惹かれるキャラですね。

攻略対象のヒロインは舞台となるつぐみ寮生5人と寮長の女教師1人の計6人。
全員尖った個性があり、とても愛らしいキャラクターになってます。
シナリオを読み進めていくうちに、彼女達とのひと夏の青春に感動すること間違い無し。

個人的に好きなキャラはサブなんですが、転校生の三田村 茜ちゃんです。
これほど自分の好きな要素が詰まったキャラも珍しい。


【その他】
起動した時の時間帯によってゲームの背景が現実世界とリンクしてあるのにはちょっと感動しました。
(夕方だったら夕焼けになるし、深夜になると窓の明かりが消えてたり)
調べると、特定の日や時間によって更に細かい演出があったりするそうで。
こういうささやかだけれど、手が込んでる演出が入るのは好きですw


【まとめ】
王道的なハーレムもののギャルゲーながらも、青春学園モノとしてのシナリオとしてとても良い出来でした。
キャラクター、コメディ、シリアス等の全ての要素が非常に高いクオリティで纏まってます。
ドラマチックなシナリオに泣きの要素も非常に多く、万人が満足できると思います。
もちろん、ギャルゲーをプレイしたことが無い人でも充分オススメ出来るタイトルです。

高校生達の限られた時間の中で絆を深めていく青春ストーリーに引き込まれることでしょう。
そして全てのヒロインを攻略した後に見れる、解り切っているラストはぜひ見て欲しいですね。